企業発表
Hilton、アシュボーンのホテル転換契約を締結 DoubleTreeがアイルランド共和国に初進出
客室数156室のホテルを転換し、2027年初めに開業する予定。ダブリンでのHome2 Suitesの欧州初出店に続き、Hiltonはアイルランドでの事業拡大を進める。
Online Franchise Chronicle · 2026/8/5
Hiltonは、ミース県アシュボーンにある客室数156室のホテルを、アイルランド共和国初のDoubleTree by Hiltonに転換する契約を締結した。ダブリン近郊に位置する同ホテルは改装を経て、2027年初めに同ブランドで営業を再開する予定だ。
今回の契約は、ダブリンでのHome2 Suitesの欧州初出店や、コークでのHilton初のホテル契約を含む拡大計画の一環となる。Hiltonによると、今後の開業によりアイルランド全体で150人を超える雇用が生まれ、同国内の系列ホテルの従業員数は合計で約1,000人になる見通し。同社はすでに六つのブランドで八つのホテルを展開している。
アシュボーンのブランド転換に合わせ全面改装
DoubleTree by Hilton Ashbourneの改装は、客室、共用エリア、レストラン、バーが対象となる。同ホテルはダブリン空港から約25分の場所にある。Hiltonは、この立地がビジネス客とレジャー客双方の需要を取り込み、ダブリン都市圏での展開を広げることにつながるとしている。
ホテル所有者のリチャード・マクダーモット氏は、今回の提携によって宿泊体験の向上とともに、雇用機会や地域への長期的な利益をもたらせると述べた。所有者側は、この契約によりHiltonの営業支援や世界規模のロイヤルティープログラムも利用できるようになる。同氏はこれらを、ダブリンやその周辺への旅行者を呼び込めると確信する理由に挙げた。
長期滞在型とライフスタイル型のホテルで展開を多様化
アシュボーンでの契約に先立ち、同ブランドの欧州初の施設となるHome2 Suites by Hilton Dublin City Centreが開業した。オコンネル・ストリート近くに位置する全290室のスイートホテルで、短期旅行から長期滞在まで対応するアパートメント型の宿泊施設を提供する。Hiltonによると、ビジネス客とレジャー客の間で高まる、柔軟な宿泊形態への需要に応えるものだ。
Hiltonはまた、JMK Groupとの提携により、Cork City Centre, Tapestry Collection by Hiltonの契約も締結しており、2027年の開業を予定している。サウス・テラスに位置する客室数103室の同ホテルは、標準的な客室と長期滞在用の宿泊施設を組み合わせ、レストラン、バー、フィットネス施設を備える。
コークでの契約は、Hiltonにとって同市初のホテル事業となり、英国とアイルランドで展開するライフスタイル型ホテルの拡充につながる。Hiltonの英国・アイルランド開発担当バイスプレジデント、ポール・ブラックモア氏は、都市部や地方の旅行先での需要がアイルランド市場への自信を支えていると説明。同社の拡大戦略では、所有者との提携と、立地に合ったブランドの選定を重視していると述べた。
北アイルランドの開業計画にはTempoの初進出も
北アイルランドでは、Hiltonが同市場にTapestry Collection by Hiltonを初めて導入したThe Marcus Portrush, Tapestry Collection by Hiltonの開業一周年を迎えた。また、DoubleTree by Hilton Belfast City Ten SquareとDoubleTree by Hilton Derry-Londonderryの契約も締結している。
さらに、客室数144室のライフスタイルホテル、Tempo by Hilton Belfast City Centreの開業により、新たなブランドの導入を予定している。Hiltonは、同ホテルが米国外初のTempoとなり、ウェルネスを重視する同ブランドの国際市場進出を果たすと見込んでいる。
Source: stories.hilton.com. This report is based on an announcement issued by Hilton. Figures and claims are attributed to the company and have not been independently audited.
