企業発表
Hilton、マドリードでフランチャイズ契約 Outset CollectionがEMEA初進出へ
Arte Hotelesとのフランチャイズ契約により、新たに立ち上げたコレクションがマドリードに進出する。客室数45室のCasa Verbenaは2026年後半に開業予定。
Online Franchise Chronicle · 2026/9/16
HiltonはArte Hotelesとフランチャイズ契約を締結し、マドリード中心部のホテルを通じてOutset Collectionを欧州・中東・アフリカに初導入する。Casa Verbena Madrid, Outset Collection by Hiltonは、客室数45室で2026年後半に開業する予定だ。
今回の契約により、Hiltonはライフスタイル分野のポートフォリオとスペインでの事業基盤を拡大する。同社はマドリードとバレンシアで、ほかにも開業を予定している。Hiltonは新たに立ち上げたOutset Collectionを、ホテルオーナーが各施設の独自性を維持しながら、グループの営業基盤と国際的なネットワークを活用できる選択肢と位置付けている。
マドリード中心部のホテルがコレクションに加盟
Casa Verbena Madridはプレシアドス通りに位置し、プエルタ・デル・ソル、マヨール広場、グラン・ビアが徒歩圏内にある。Hiltonによると、スペインの首都の文化施設や店舗、レストランにも近い立地となる。
ホテルには客室に加え、レセプションスペースと朝食用のエリアを設ける。Hiltonによると、内装や周辺地域とのつながりには、デザインや個性が地域社会と結び付いた施設を重視する同コレクションの方針が反映される。
Outsetは、独自のアイデンティティーを持つホテルを集めたHiltonのCollectionブランド群の一角を占める。同社はその構成について、修復された歴史的建造物を利用するホテル、まだ広く知られていない施設、都市型ブティックホテルなどを想定していると説明。オーナーに対し、自らの事業を際立たせる特徴を手放すよう求めるものではないとしている。
オーナーの柔軟性を軸とするフランチャイズ契約
Hiltonの欧州・中東・アフリカ担当プレジデント、サイモン・ヴィンセント氏は今回の契約について、体験を軸とした個性的な滞在への需要が高まっていることを背景に挙げた。同氏は、各ホテル固有の歴史と立地との関係性を中心に据えるブランドにとって、マドリードは適した都市だと述べた。
ヴィンセント氏は、オーナーはホテル独自の個性を守りながら、Hiltonの規模と営業資源を活用できると説明した。この組み合わせが同コレクションのオーナー向け提案の核であり、施設はHiltonの幅広いポートフォリオの中でも独自性を維持できるという。
Arte Hotelesのマネージングディレクター、アルバロ・マザヘリ氏は、マドリードのプロジェクトでは同社の地域に関する知見とHiltonのグローバルな基盤を組み合わせると述べた。街とのつながりを持ちつつ、独自のアイデンティティーを保つホテルをつくることが狙いだと説明した。
今回の契約は、先ごろのHotel Palacio Bellas Artes San Sebastian, Curio Collection by Hiltonの開業に続くものとなる。Hiltonはスペインで今後開業するホテルとして、DoubleTree by Hilton Madrid Principe de VergaraとCuber House Valencia, Curio Collection by Hiltonも挙げた。
Casa Verbena Madridは2026年後半、拡大を続ける同社のスペインのポートフォリオに加わる予定だ。Arte Hotelesとの契約に基づく同ホテルの開業により、Outset CollectionはEMEA地域に初の拠点を構えることになる。
Source: stories.hilton.com. This report is based on an announcement issued by Hilton. Figures and claims are attributed to the company and have not been independently audited.
