企業発表
Hilton、AIによるホテル検索ツールを拡充 Claude向けコネクターも開発
HiltonはGoogle、ChatGPT、自社のデジタルチャネルで対話型のホテル滞在計画機能を拡充するとともに、施設情報や料金を提供するClaude向けコネクターを開発している。
Online Franchise Chronicle · 2026/8/28
Hiltonは、AIを活用したホテル滞在計画ツールを外部プラットフォームと自社のデジタルチャネルで拡充している。今後数週間以内に、Google検索のAI Modeを通じて同社の施設を探せるようになる予定だ。同社によると、旅行者はすでにAI Modeでの検索条件にHilton Honors Pointsの利用を含めることができ、Claude向けのコネクターも開発中だという。
今回の機能拡充は、対話形式でのホテル情報収集を、Hilton.comでの予約やHilton Honors Appを通じた滞在中のサービスにつなげるものだ。ホテル運営の観点では、宿泊客による施設の探し方から、客室選択、デジタルキーによる入室、メッセージのやり取りなど、予約後のホテルとの接点までを対象とする発表となる。
GoogleとChatGPTでの検索からHilton.comへ誘導
Hiltonによると、Googleが新たに導入したホテル予約機能により、旅行者はAI Mode内で同社の施設を探し、候補を比較できるようになる。同社はこれを対話型の旅行計画プロセスと説明しており、利用者は自然言語でのリクエストを通じてホテルの選択肢を検討できる。
同社によると、Hilton Honors Pointsの利用を含む検索はすでに可能だ。旅行者は目的地、旅行日程、ポイント利用の希望を指定したうえで、Hilton.comに移動し、ポイントを利用して予約を完了できる。
Hiltonは、ChatGPTに追加することで会話にホテル情報を取り込めるプラグインも提供している。Hiltonの施設に関する質問への回答やおすすめの提示、ホテル情報の詳しい調査に対応し、その後、利用者はHilton.comに進んで予約できる。
これらの外部の旅行計画チャネルはいずれも、予約を完了する場所は引き続きHilton.comとなる。連携によってAIとの会話の中で施設情報を調べられるようにし、その後の予約手続きはHiltonのウェブサイトへ誘導する仕組みだ。
Hilton AI Plannerをアプリにも展開
自社チャネルでは、Hiltonはこのほどデスクトップ向けにHilton AI Plannerを公開し、Hilton Honors Appへの展開も進めている。この生成AIツールは対話形式の入力を通じて、旅行者が目的地を調べ、施設を比較検討し、好みに合わせて滞在を計画するのを支援する。
Hiltonの上級副社長兼最高情報責任者であるMichael Leidinger氏は、こうした技術面の取り組みは宿泊客のニーズの変化を反映していると述べた。同社の方針について、将来の要望を先取りしながら、よりシームレスにつながる旅行体験を構築するものだと説明した。
滞在中のサービスと今後の開発
予約後、宿泊客はHilton Honors Appを使ってチェックインや客室の選択ができ、対応施設ではDigital Keyも利用できる。アプリ内のメッセージ機能では、ホテルスタッフとやり取りすることも可能だ。
HiltonのConnected Room技術により、宿泊客は客室での体験の一部を自分好みに調整し、スマートフォンから客室の機器を操作できる。アプリへの機能展開や今後予定されるGoogleでの施設検索機能に加え、HiltonはClaude Connectorの開発も進めている。滞在先を調べる旅行者に、Claude内で施設の画像、詳細情報、料金を提供するものだ。
Source: stories.hilton.com. This report is based on an announcement issued by Hilton. Figures and claims are attributed to the company and have not been independently audited.
